エピソード令和:皇室と佐賀の関わり 皇后さま曽祖父が県出身

 「即位礼正殿の儀」が厳かに執り行われ、内外に即位を宣言された天皇陛下。陛下はこれまで佐賀県を6回訪問されている。皇后雅子さまは曽祖父が佐賀市出身で、初めて民間から皇室入りした上皇后美智子さまも祖父が多久市で生まれ育っており、ご一家は佐賀県とゆかりがある。

 天皇、皇后両陛下は、1996(平成8)年に西松浦郡有田町で開かれた世界・焱(ほのお)の博覧会と2002(平成14)年に現在の嬉野市で開かれた全国育樹祭で、そろって佐賀県を訪問された。天皇陛下は07(平成19)年の全国高校総体(佐賀総体)などにも出席された。

 皇后さまの母方の曽祖父、江頭安太郎海軍中将は、佐賀市北川副出身。歴史研究家の川口素生さん(兵庫県)は、今年5月に出版した著書「新装版 小和田家の歴史」(KADOKAWA)で、皇后さまの母方の家系が佐賀藩士に行き着くことを明らかにした。

 上皇后さまの母方の祖父、副島綱雄氏は多久市出身。92(平成4)年の佐賀県内の行幸では、同市多久町の多久聖廟への訪問も組み込まれた。

                          -令和元年10月23日佐賀新聞

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